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見えない時がある、ということ

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    瀧本です。

     

    リビングの窓を開け放していると

    色んな虫が入ってくる。

     

    以前、窓を開けたまま外出。

     

    戻ってくると、なんと部屋の真ん中に

    ハトが歩いていた。

    レッドカーペットにハト、という光景。

     

    すごく楽しい、かわいい( *´艸`)

     

    と思ったのも束の間、

    驚いたハトは逃げようとして

    ガラス窓に向かってバっと飛んだ。

     

     

    ガチーーンとぶつかる。

     

    すごい精神的ショックだったと思う。

     

    私の家のリビングの窓は天井からフロアまで

    巨大なガラスでしかも窓枠がない。どうやら

    ハトにはそのガラスが見えないのだ。

     

     

    私がいると怖がってさらにぶつかるので

    奥の部屋に身を隠して時間をあげることにした。

     

    少ししてそーっと覗くと、まだいる。

     

    気付かれないように見守ること15分ほど。

     

    何度も窓ガラスをコツンコツンとクチバシで

    叩きながら横歩きして、

    ついに入ってきた窓に到着。

     

    突然ひらけた空間がやってきたことで、ハトは

    「あぁビックリした」と絶対に思ったやろなぁ、

    と推測できるリアクションをみせて

    テラスへ出ていった。

    トラウマにならなかったらいいけど。。笑


     

    この窓は、どうやら虫や野鳥たちには

    大迷惑な構造らしいことが、

    引っ越しをしてすぐに判明。

     

    どう見ても、外と通じているように見えるから

    脱出に失敗した虫たちの亡骸が、

    窓のコーナーに集まってしまう。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     

    今朝こられた相談者は40代男性。

     

    仕事でなかなか結果がでなかったが

    なんとか自己流を見つけて

    それなりにキャリアを積んできた。

    組織変更で、従うTOPが変わったとき

    今までの作業を全面否定され、

    新たな工程でやるように言われ困惑。


    自分のプライドが高すぎるのは分かるが

    相当の努力をして見つけた我流を

    そう簡単に捨てられるものじゃない。

    どうにもやる気が戻らず、怒りばかり。

    「怒り」に定着している心を変えたい。

    ・・・・・・・・・・・

     

    最初にこのハトのお話しをしてから

    言いました。

     

    新しいTOPは、あなたの前にあるガラスが

    見えているのだと思います、と。

     

    あのハトが、かたくなに

    ここを通れるはずだ!と頭突きを何度しても

    通過できないのと同じ。

     

    もしハトが

    クソッ!こんなにも努力したんだから

    そろそろ向こうへいけるはずだ、と

    執着からその場を離れられなかったら

    いずれその場で横たわることになる。

     

    ガラスの前にいる者には

    ガラスは見えないものです。

     

    ・・・・・・・・・・・・・・

     

    私達僧侶は、

    決して一人で修行をすることはなく

    また、同僚同士だけが集まっての修行も

    しないんですね。

     

     

    かならず指導者がいる元で修行をします。

     

     

    どれほど志高く修行者だけが集まり行っても

    かならず偏りがでて、気付きに至らず

    盲点だらけになるからだと聞きました。

     

     

    実際、道場にいた頃は、厳しい教官が

    たくさんおられたにも関わらず、

    自分はこうしたいのに・・といった

    我流を作り出そうとする心が出現しました。

    修行中にですよ、笑っちゃいますね。

     

     

    もっと愚かな笑い話をいうと

     

    修行中は各班に分かれているのですが、

    あの班より我々の班のほうが優れている、とか

    あっちの班は行動が遅い、など

    普段の生活では考えもしなかった思考が

    顔をだしたものでした。

     

    しまいには、

    指導者の発言を変えようと

    デモがおこる寸前までいきました。

    愚かさにもほどがあるでしょ?

    怖すぎます。( ̄▽ ̄)

     

     

    人の心は常に自分を通そうとし、

    それが叶わなければ

    どこかにはけ口を探して悪さを働く。

     

    清らかなはけ口ではなく

    「怒り」をはけ口にしてしまうんだよ。

     

    お釈迦さまの言葉です。

     

     

    まんまとその通りに動く心を客観視さされた時は

    唖然としました(笑)

    なんつーおバカなんだ!と。

     

     

    お、ちょっと話がそれましたね。

     

    つまり

    信じ切っている自分の進む方向や

    こうだ、と思い込んでいる思考に対し

    これでいいのかな?という

    問いを入れることが大事。

     

     

    そして人の意見を、助言として

    そのまま受けてみる。

    まずは受けてみる。

     

     

    過去に積み上げた努力やキャリアがあるほど

    目の前のガラスは見えなくなるのだと

    思います。

     

    ガツンガツンぶつかっていませんか?(笑)

     

    これでいいはずだ!

    間違えてない!の強気を少し休憩。


    たんこぶだらけにならないよう

    失神してしまう前に、執着をはなれてみる。

     

    耳を澄ませば、まわりには助言が

    たくさんあるものです。

     

    それではステキな一日を!

    ・・光静・・

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    おしょーにん * - * 11:49 * comments(0) * -

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