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その時の手玉で、ということ

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    瀧本です。

     

     

    友人が来ることになっていたある日、

    味わい深いヘルシー野菜鍋をつくろう、と

    野菜をザクザク切ったのはよかったのですが

    なんと、ダシがない。何もない。

     


    茹でるだけのポンズ鍋も悪くはないけれど

    すでに頭は、鍋の出汁ごと楽しめるお鍋を

    想像してたのであっさりポンズは物足りない。

     

    もうすぐ来る時間なので、買い物に行けない。

     

    そこでヒラメキ。


    さて、どうなるか分からないけでやってみよ、と

    冷凍庫に眠ってた色んなお肉や、

    欠片みたいな余り物の玉ねぎ、にんじん、

    ジャガイモ、煮干し、キャベツ等を

    圧力鍋で煮込んでみた。

    まるでカレーを作るようですね。(笑)

     

    目的は変わらず野菜鍋。その出汁つくり。

     


    ザルにあけてみると

    マジですかー?これ!料亭ちゃう?

    といいたくなる出汁が完成。ヤバいです。

     

     

    その出汁でさらに野菜を鍋で煮る。

    ヤバかったです。絶品すぎ。

    出汁用に煮た材料は翌日の味噌汁に変身。

     

     

    それ以来、調味料ダシを入れる、という行為は

    私の料理からは消え去り、そのかわりに

    破片のようなサイズでも、お肉や野菜は冷凍して

    保存しておくようになりました。

     

     

    ・・・・・・・・・・・・・・

    ご相談内容

     

    何か良いことがあると、

    あぁこれもすぐに終わってしまう、と

    不安になったり、何も起きていなくても

    不安になります。こんな自分を変えたい。

    マインドフルネスという言葉を知り

    今に集中すれば不安は感じない、と

    色んな人が書いていますが、

    一向に不安は消えません。

    (49歳女性Hさん)

    ・・・・・・・・・・・・・

    まとめると、こういう内容です。

     

    さて、と。

     

    確かにHさんの言う通り、

    マインドフルネス瞑想をしっかり行えば

    不安、という魔物が心に発生しないです。

    ってか、発生できないんです。だから

    大賛成の方法ですね。

     

    ただ、そうはいっても

    不安な状態になっている方が

    一人で瞑想を練習するのは、ハッキリ言って

    か〜なり難しいと思います。

     

    先日私の家で開催した「あった会」という

    法話会に参加してもらえたらよかったのにな〜

    と今、猛烈に残念に思ってしまってます。

     

    瞑想に特化した法話会になりましたが

    皆さん唸るように納得されてました。

    また、機会があれば詳しく書きます。

     

    今日は、ちょっと他のお話しで

    不安な心の対処方法をお伝えしようと

    思います。

     

     

    「今に集中」の狙いは

    すぐに未来へ移行する思考を捕まえておく為。

    「未来」には不安が渦巻いてますから。

     

     

    ちなみに「過去」に思考を合わせてみると

    怒りや後悔がからみあってきます。

     

     

    未来思考ゆえに生まれる魔物


    こうなったらどうしよう、

    あぁなったらどうしよう、

    という不安達。これらの魔物と

    真っ向から勝負すると必ず負けます。

     

     

    増殖率がえげつないです。(笑)

    尾ひれはひれがすごいすごい。

     

     

    じゃあ、どうするのさ?ってことですが

    勿論、瞑想はコツコツ練習をするとして

     

    望ましくないことが起こるような想像を

    抱いてしまったときに魔法の一言を!

     

     

     

     

    その時に考えよう

     

     

     

    です。

    は?なんじゃそりゃ?くだらね、ですね。

    いやいや、違います。

    ここで間違ってはいけないのは

    「その時に考えよ、なんて

    今に心をむけるため、とりあえず先延ばしに

    しておこうってことか」みたいな

    苦し紛れの誤魔化しではないよ、ということ。

     

     

     

     

     

    その時にふさわしい対処法は

     

    その時にしか存在しないから

     

     

     

     

     

    です。

    こんなエピソードがあります。

     

    ある修行僧が村を通りかかったとき

    小さな猿が井戸におちているのを発見。

    幸い井戸の水は干からびていました。

     

    手を伸ばしても届かない。ロープもない。

    長い枝をみつけ、差し伸べても無理。

     

    そこで思いついたのは、自分の衣を切り裂き、

    幾度もむすびつなげてロープを作ったのです。

     

    けれど、それでもわずかなところで

    猿が掴めるところまでは垂らせなかった。

     


    他にはにがある?



     

    修行僧はまわりを見渡して智慧を

    しぼりました。

     

    するとなんと、そのあたりにある落ち葉や枝を

    ワサワサと井戸に投げ込み始めた。

     


    一見、とてもひどい行為に見えますね。

     


    どんどん投げ込んでいくうちに

    猿はその投げ込まれてくる落ち葉を踏みつけ

    井戸の底が持ち上げられたのです。

     

     

    ついに、衣でつくったロープに手が届き

    猿は自力で這い上がってきた、というお話しです。

     

    どれほどの喜びだったことでしょうね。

     

     

     

     

    その時にふさわしい対処法は

     

    その時にしか存在しない

     

     

     

     

     

    なにか事が起こったとき、その場において

    まわりにどのような縁が巡っているのかは

    「今」という時間軸では見えない、ということ。

    その時にしか存在しない縁です。

     

     

     

     

    冷静に物事をみよ。

     

     

    その時にもっともふさわしい思考を

     

    巡らせなさい。

     

     

     

    お釈迦さまの言葉です。

    その時、その時にふさわしい思考を巡らせる。

    そう決めておくと、不安を抱くこといが

    いかに無意味であるか、がわかりますね。

     

     

    養っておくべきは

     

     

    発想の転換と代案力

     

     

     

    です。これを学んでからは、

    なにかハプニングがあると

     

    「うわ〜、やべ〜」

    の、やべ〜部分が進化して

     

    「うわ〜ワクワクする〜」になりました。(笑)

     

    新たなアイデアが生まれようとしている

    まさにその瞬間だからです(笑)

     

     

    そうして、ダシがなかったお蔭で

    瀧本の美味しいお鍋は生まれましたとさ。

    めでたしめでたし。( ̄▽ ̄)

     


    Hさん、

    不安を抱いたときは、

    ま、その時に考えよっと!と

    言ってみてください。


    それがベストな対処法。

     

    自分の手玉で

    人生はなんとかなるものです。

     

    それではステキな一日を。

    ・・・光静・・・

     



     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

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